ミツバチの薬(動物用医薬品)

現在、日本で承認されているミツバチ用の医薬品には、アメリカ腐蛆病用予防薬の「みつばち用アピテン(ミロサマイシン)」、「タイラン水溶散(タイロシン)」、ダニ駆除薬の「日農アピスタン(フルバリネート)」と「アピバール(アミトラズ)」の4種類※があります。

ミツバチの薬(動物用医薬品)

ミツバチの薬(動物用医薬品)

※ミツバチ用医薬品は、「動物用医薬品の使用の規制に関する省令」により使用規制医薬品に指定されています。製薬メーカーにとって養蜂産業の市場規模が小さいため、ミツバチ用医薬品は、種類が少ないのが現状です。

ミツバチ用医薬品

ミツバチ用医薬品

ミツバチ用医薬品使用上の注意

特にはちみつやローヤルゼリー等への残留を防ぐため、用法や用量を必ず守るようにするとともに、使用記録の帳簿を付けてください。

帳簿の記載項目一覧

  1. 医薬品を使用した年月日
  2. 医薬品を使用した場所
  3. 医薬品の名称
  4. 対象群の数や管理番号
  5. 医薬品の用法及び用量
  6. 食用のために出荷することができる年月日

ミツバチ用医薬品の購入方法

  • 当協会会員である都道府県養蜂協会(組合)に加入して、そこから購入してください。
  • 最寄りの養蜂協会や家畜保健衛生所に相談して購入してください。

薬剤だけではすべての病気に対応出来ないため、薬に頼らず上手く補助飼料を利用しながら養蜂技術の開発および技能向上に努め、強勢群を作っていきましょう。

動物用医薬品の使用上の注意

動物用医薬品※には、抗生物質、合成抗菌剤、内寄生虫駆除剤、ホルモン剤があり、ホルモン剤以外は、薬事法で使用対象動物、用法・容量、使用禁止期間などが規定されています。さらに、食品衛生法に基づく告示「食品、添加物等の規格基準」(厚生省告示第370号)の中で、食品への抗生物質の含有禁止、食肉・食鳥卵及び魚介類への科学的合成品たる抗菌性物質の含有禁止が規定されているため、その使用には注意が必要です。

※動物用医薬品とは、薬事法の規定に基づき農林水産大臣が定めた動物用医薬品等取締規則第1条に「専ら動物のために使用されることが目的とされている医薬品をいう」と定義されているものを指します。