ローヤルゼリー

生成の過程や成分から、ハチミツとは全く異質のものです。極めて若いメスバチ(14~20歳前後の女性に相当)が花粉や花蜜・ハチミツを食べて唾液腺で生 合成を行い、顎の外分泌腺から出す酸味のある乳白色クリーム状の物質がローヤルゼリーです。ローヤルゼリーは女王蜂の生涯にわたる唯一無二の食物なのです。
しかも女王蜂はローヤルゼリーを食べることによって自分の体重と同じ重さの卵(約1500~2000個)を毎日産み続けることができます。これは大変驚異的現象で注目されるところであり、まさに完全な栄養食品と言えます。

自然のローヤルゼリー中には女王蜂にとってはもちろん私たちの体に絶対に必要な必須アミノ酸をはじめ各種のビタミン類やミネラルなどがバランスよく、しかも豊富に含まれています。
なかでも10ヒドロオキシデセン酸はローヤルゼリーのみに存在しローヤルゼリー酸とも呼ばれその品質判定の決め手とされています。また、アセチルコリンやパントテン酸が他の食品に比べて大変多く含まれていることもローヤルゼリーの大きな特性です。

ローヤルゼリーは、あくまでも私たちの健康維持のために栄養補助食品として利用されるものです。
市販されている商品は多種・多様ですが、大別すると生ローヤルゼリーと加工調整ローヤルゼリー(凍結乾燥品を含む)の二つです。なかにはプロポリスや花粉を混合した食品も開発され好評のようです。

飲み方の基準ははっきりとしているわけではありません。
従って基本的には各個人が経験に基づき決めることですが、一つの目安として生ローヤルゼリーの場合で一日量を示すと、健康の保持の場合1~2g程度と考えられます。

ローヤルゼリーについての詳細な情報は、下記の団体のサイトをご覧ください。
一般社団法人全国ローヤルゼリー公正取引協議会