蜜 蝋

蜜蝋は、ミツバチがハチミツを食べて、お腹の部分にある蝋腺という器官から、蝋を分泌します。これを大あごでこねて、作業しやすい柔らかさにして、六角形の部屋(巣房)を組み合せながら巣を作っていきます。蝋を作るためには、約10倍のハチミツを必要とします。
古くから、ろうけつ染めやろうづけ,ろう型など、工芸分野で用いられてきました。ろうそくを作ったり,化粧品のほか,離型剤として各種の製品製造に用いられます。